2012年東京国際宝飾展(IJT)

 
 2012年1月11日から14日の4日間、東京ビックサイトで第23回国際宝飾展IJT2012が開催されました。
 最近では、イラン核開発によりイギリスがイランに対し「 イラン中央銀行への制裁 」と言う経済制裁を行った事により、英国大使館襲撃などイラン民衆によるデモが起きるなどイランとイギリスの関係もおかしくなりつつあり、イラン核開発を懸念したイスラエルとの関係も一触即発の様相を帯びてきており、中東情勢は予断を許さない状態の様です。
 

 欧州の債務危機もイタリアの国債急落が加わった事により更に悪化している様で、このソブリン危機もフランスまで波及しそうな勢いの様に感じられます。1ユーロ100円を切るなど、ユーロ崩壊もドイツ次第に成りつつあるのではないでしょうか。
 またインドにおいても最近ではルピーが20%近くも下落し、更にインド国内の銀行が揃って融資に対する金利を上げた事により、インド企業が締め付けられインド経済が少しずつ悪く成りつつある様です。この問題は我々の業界にも大きく関わり、特に最近ではダイヤモンドの相場に影響を及ぼしています。

 アメリカも勿論景気の回復の兆しはなく、頼みの中国も少しずつ景気が低迷しつつある様です。この様に世界的に混沌とした状態が続く事により、各国において株・為替・商品相場などどれも動きが激しく、欧州危機次第ではリーマンショックの再来かと思われる程です。
 この様な世界的景気低迷の中、今年の業界を占うと言われるIJTが開催されました。 前年よりも少ない印象は受けましたが、初日オープンするやいなや多くの来場がありました。1ドル76円台と言う超円高状態がかなり懸念されましたが、海外からのバイヤーの方も多く競い合う様に仕入をされてい

ました。 海外バイヤーの仕入の傾向は、タイの洪水の影響もあり現地での仕入が困難な為、コランダム( ルビー・サファイヤ )を特に重点的に購入されている様でした。 エメラルドの人気は以前程なく購入される傾向も変わりつつある様です。
 また今回は中国だけでなく、マレーシアやスリランカ、アラブ諸国など今までとは違う顔ぶれのバイヤーの方が多く仕入れをされおり、様々な国が身近に成ってきた印象を受けました。
 日本の方々は海外の方々とは大きく異なり、殆どの方がダイヤモンド製品を仕入され

ている様でした。 国内の現場では宝飾品の売上が厳しい様で、確実に売れる物を仕入される様です。しかし今回来場された方々は凄く前向きな方が多く、「来月の企画はこれで行こう」や「春に向けて商品構成を今の時流に合わせて変えて行こう」など不景気を感じさせない方が多くいらっしゃいました。
 我々も常に前を向き、この様な皆様の期待に答えられる様、常に新しい情報を発信して参ります。次回展示会におきましても、新しい時流に合った商品をご紹介して参ります。次回展示会にも是非お越し下さいませ。この度お越し頂きました皆様に心より御礼申し上げます。

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